小さな猛禽、睨みを利かせる。
オオフサモの上を忍び足で歩きながら、魚を狙っていましたが、 残念ながらこの時は、食事にありつけなかったようで。
松山市の西のはずれ、材木を浮かべた貯木場の上を ミサゴが旋回しています。 まさに「望遠レンズの圧縮効果」、 遙か彼方の石鎚山系の嶺々が, すぐ後にあるかのように迫っています。
長く鳥見をサボっていたので、この時期、このあたりに来るのは久しぶり。 昔よく見かけたこの鮮やかな黄色にまた会えました。
道端の雑木林から、何やら木をつっつくような音。 その音を頼りに、目を凝らして探しました。
丸っこい体に、ひしゃくの柄のような長めの尾。 姿も愛らしいエナガの群れが、谷沿いに移動して行きました。
園内を流れる小川にやってくるメジロを狙っていたら、 突然、目の前に舞い降りました。 思えば、この冬の鳥ネタは、緑化センターのジョウビタキばかり。 既にこれで3回目の登場。 大して広くもない園内のこと、もしかすると全部同じコかも。
園内の通路を歩いていたら、 思いがけない至近距離に留まっているのをみつけました。 弱って動けないのかと思いましたが、そうでもないようで、 すぐに薮の中へ飛び去りました。 それにしてもその丸っこい姿は、なんとも愛らしいです。
広場のベンチに座っていたら、「ヒッ、ヒッ、ヒッ」と聞き覚えのある声。 おっと、すぐ側に舞い降りました。
夕暮れ間近のせせらぎ、 久しぶりにカワセミをじっくり見ることができました。 胸のオレンジがちょっと褐色なので、まだ幼鳥でしょうか。
梅雨のさなかなれば、台風一過の晴天とはなりません。 雨も覚悟で、ちょっと遠出しました。 天気はやはり悪かったですが、思いがけず、初めて見る鳥に出会えました。
「ピックイー」という鳴き声に、天を仰げば。
この日ここで見たのは、この3羽だけ。 冬鳥のマガモとトモエガモは、もう北の繁殖地へ渡る時期なのに、 留鳥のカルガモも、初夏にはこの池では見かけなくなるのに、 なぜか、未だにとどまり、行動を共にする3種3羽の鴨でした。
ヤマヤナギの花をつっつくのに忙しく、 こちらにはあまり関心がない様子です。
近づいてきてくれるのは嬉しいのですが、 このレンズの最短撮影距離、5m以内に入られると、ちょっと困ります。
狙っていた「青空バックの揚げ雲雀」、 やっと撮れました。
「たまたまこんなふうに撮れました」という写真なんですが、 これはこれで、またおもしろいかと思いまして。 ん、そうでもない?
まさに「連雀」。 今朝、自宅の室内から撮りました。 「鳥写真の神」も、時々は私に微笑んで下さるようです。
ユキワリイチゲを撮り終えて、ふと見上げた木の枝に枯葉。 「はて、この枯葉、えらく鳥の形に似ているな」と双眼鏡で見てみれば。
まさに「トビモノ」。
タマミズキの実、食べ放題。 赤い実をくわえたまま、頭をくるっと回して、 おっと、目が合ってしまいました。
ダム湖の下流あたりでよく見かけるのですが、 なかなか接近を許してくれません。
愛媛県中予地方は、梅もそろそろ見頃。 初めて撮ったジョウビタキの女の子は、 そんな梅の花の中で、ちょっとアンニュイ。
残念ながら、チョウゲンボウの狩りの成功例は、 まだ見せてもらってません。
夕暮れの西空をバックにポーズをとってくれました。
泣きながら!ツグミを撮っていたら、突然カメラの前に舞い降りました。 逃げ去るのが鳥なら、勝手にやって来てくれるのも鳥。 あちこちと探し回るのではなく、一ヶ所に腰を据えて、向こうから来るのを待つ というのも、鳥と接する一つの方法ですなぁ。
冬になれば、どこででも目にする馴染みの鳥ですが、 なかなか思うようには撮らせてくれませんなぁ。 吹き抜ける寒風に涙がちょちょぎれ、ピントが合わせられませぬ。
ピンクの嘴とM形の尾がトレードマーク。 雨が上がり、西のほうが明るくなってきたなぁと思ったら、 あれよあれよという間に、青空が広がりました。 その青空をバックに、高い電線に止まっているところを真下から、 ちょっと失礼して一枚。
バンをこんなに間近で見るのは久しぶり。 繁殖期に現れる嘴から額にかけての鮮やかな赤を また見てみたいものです。
羽の裏はこんなに暗いグレーだったんですなぁ。 「あお」は、古語では灰色のことだとか。 「全体が、微妙なブルーグレーなので『あおさぎ』という名がついた」と ずっと思っていましたが、さに非ずでありました。