2007年 8月 14日 火曜日 .

スミナガシ

アケボノソウを撮っていた足元に、突然舞い降りた見慣れぬ蝶。
蝶の図鑑を持って行っていたので、
特徴的なその色と模様から、名前はすぐにわかりました。
「墨流し」とは、なかなかいい名をもらいましたね。

【スミナガシ <墨流し>】
Dichorragia nesimachus
チョウ目タテハチョウ科

久万高原町にて

CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO


赤い口吻(こうふん)も印象的。


2007年 8月 10日 金曜日 .

シロホシヒメゾウムシ

山頂あたりには、ノギランがいっぱい。
おっとその花に、ゾウムシらしき見慣れぬ虫が。

【シロホシヒメゾウムシ <白星姫象虫>】
Baris dispilota
コウチュウ目ゾウムシ科
【ノギラン <芒蘭>】
Aletris luteoviridis
キンコウカ科ソクシンラン属
多年草

高知県仁淀川町にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO


2007年 8月 9日 木曜日 .

オオトラフコガネ

こんなユニークな模様のコガネムシがいたのか!
初めてホトトギス属の花を見た時ぐらいの感動であります。

【オオトラフコガネ <大虎斑黄金>】
Paratrichius doenitzi
コウチュウ目コガネムシ科

高知県仁淀川町にて 
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO



2007年 8月 7日 火曜日 .

アキアカネ

今頃、こんな山の上で涼しげにしているのは、アキアカネに違いない。

【アキアカネ <秋茜>】
Sympetrum frequens
トンボ目トンボ科

高知県仁淀川町にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO


2007年 8月 3日 金曜日 .

ノシメトンボ

台風は、今回も何事もなく過ぎ去りました。
ノシメトンボやコノシメトンボなんていう名前は、
正直、今年になって初めて知りましたが、結構いるもんですね。
今まで気にも留めなかったんでしょうね。

【ノシメトンボ <熨斗目蜻蛉>】
Sympetrum infuscatum
トンボ目トンボ科

東温市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO



2007年 8月 1日 水曜日 .

クロヒカゲ

何かないかと、道端の広場に車を止め、草むらを探りました。
地味で派手な、初めて見る蝶に会えました。

【クロヒカゲ <黒日陰>】
Lethe diana
チョウ目タテハチョウ科

石鎚山系にて

CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO


2007年 7月 30日 月曜日 .

ミヤマアカネ

「羽根のこの褐色の帯はミヤマアカネ」と去年憶えたはずでしたが、
1年の時の流れは、そんな記憶をどこかへ吹っ飛ばしてしまい、
またアカトンボのサイトを一から調べるのでありました。

【ミヤマアカネ <深山茜>】
Sympetrum pedemontanum elatum
トンボ目トンボ科

久万高原町にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO



2007年 7月 23日 月曜日 .

水滴

前夜の雨が残したか、
はたまた、山を流れる霧が細かな露を結んだか、
コクサグモの棚網に一面の水滴。

東温市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO



棚網の主。
危険を感じるとすぐに網の奥に引っ込んでしまいます。

【コクサグモ<小草蜘蛛>】
Agelena limbata
クモ目タナグモ科
 



四国地方、本日梅雨明け。

2007年 7月 21日 土曜日 .

コノシメトンボ

顔の「眉」もしくは「髭」は、マユタテアカネに似ていますな。
またじわじわと距離を詰めて、かなり近くまでレンズを持って行けました。

【コノシメトンボ <小熨斗目蜻蛉>】
Sympetrum baccha
トンボ目トンボ科

東温市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO



2007年 7月 19日 木曜日 .

サカハチチョウ 夏型

怒濤の蝶三昧。
痛んだ羽根が苦難の道を物語っています。

【サカハチチョウ(夏型) <逆八蝶>】
Araschnia burejana
チョウ目タテハチョウ科

久万高原町にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO200 F2.8 1/320秒


2007年 7月 18日 水曜日 .

スジグロシロチョウ

オカトラレストランは大にぎわい。
3年前の私なら、「モンシロチョウかぁ」で済ませたでしょう、たぶん。

【スジグロシロチョウ <条黒白蝶>】
Pieris melete
チョウ目シロチョウ科

久万高原町にて

CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO


2007年 7月 17日 火曜日 .

ミドリヒョウモン

ミドリヒョウモンとオカトラノオ、
奇しくも去年と同じ組み合わせになりましたので、今回はちょっとアングルを変えて。
いや、結局似たようなもんか。

【ミドリヒョウモン ♂ <緑豹紋>】
Argynnis paphia
チョウ目タテハチョウ科

久万高原町にて

CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO


2007年 7月 15日 日曜日 .

ザトウムシ

いまだにはっきりと同定できないザトウムシですが、
今回は、初めて見る食事シーンです。
餌食になったのは、エダナナフシでしょうか。

【ザトウムシ <座頭虫>】
ザトウムシ目

東温市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO



2007年 7月 12日 木曜日 .

ヒメキマダラセセリ

【ヒメキマダラセセリ <姫黄斑挵>】
Ochlodes ochraceus
チョウ目セセリチョウ科

東温市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO


2007年 7月 11日 水曜日 .

オトシブミ

これが本家、いわゆるナミオトシブミですか。
もう少しゆっくり見ていたかったのですが、
またしても、あっという間に飛び去りました。

【オトシブミ <落文>】
Apoderus jekelii
コウチュウ目オトシブミ科オトシブミ亜科

東温市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO


2007年 7月 9日 月曜日 .

ホソヒラタアブ

山に登る道沿いに、オオトキワツユクサがたくさん咲いていました。
おなじみのホソヒラタアブもやって来ました。

【ホソヒラタアブ <細扁虻>】
Episyrphus balteatus
ハエ目ハナアブ科
【オオトキワツユクサ <大常磐露草>】
Tradescantia albiflora
ツユクサ科ムラサキツユクサ属
多年草 帰化植物

伊予市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO


2007年 7月 8日 日曜日 .

オバボタル

山道で、ホタルらしき虫を見つけました。
調べてみると、このホタルは、
昼行性で、幼虫の時と羽化直後は光るもののその後は光らないとか。
「ゲンジ」や「ヘイケ」のような派手さはありませんが、
人知れずたくましく生きています。

【オバボタル <姥蛍>】
Lucidina biplagiata
コウチュウ目ホタル科

伊予市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO


2007年 7月 5日 木曜日 .

アサギマダラ

ササユリを撮った後は、アサギマダラが遊んでくれました。

【アサギマダラ <浅葱斑>】
Parantica sita
チョウ目タテハチョウ科

東温市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO



今回も大接近を許されました。
葉についた水滴を吸っているようです。


2007年 7月 2日 月曜日 .

イシガケチョウ

山道をのんびり走っていたら、
突然イシガケチョウがフロントガラスにぶつかり張り付きました。
今まで何回か見たことはありますが、いつももう少しのところで逃げられて、
まだカメラに収めたことはなかった憧れのチョウ。
ぶつかったショックでしょうか、ガラスの上を歩き回るだけで、近づいても逃げず、
これはもう千載一遇の大チャンス、興奮気味に撮りまくりました。

【イシガケチョウ <石崖蝶>】
Cyrestis thyodamas
チョウ目タテハチョウ科

伊予市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO



窓ガラスは、日頃から綺麗にしておきましょう。



「近づける時は、とりあえず近づく」が、私の昆虫撮影の基本方針。


大胆な色使い。柔らかな布の風合い。


こんなチャンスは多分最初で最後。車内から下面を撮影。
やっぱり、窓ガラスは、日頃から綺麗にしておきましょう。


その後、元気に飛び去りました。

2007年 6月 29日 金曜日 .

キスジアシナガゾウムシ

またまた新顔発見。
さすがにこれは一目で、「ゾウムシの類」とわかりますな。

【キスジアシナガゾウムシ <黄条足長象虫>】
Mecysolobus flavosignatus
コウチュウ目ゾウムシ科アシナガゾウムシ亜科

松山市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO


2007年 6月 28日 木曜日 .

テングアワフキ

【テングアワフキ <天狗泡吹>】
Philagra albinotata
カメムシ目アワフキムシ科

松山市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO


2007年 6月 27日 水曜日 .

ヒメコブオトシブミ

久々にオトシブミ発見。
立派な羽根があるのですから、飛ぶのは至極当然なのですが、
どうもこの虫と「飛ぶ」という行動が結びつかなくて、
この後いきなり飛び立った時は、ちょっとびっくり。

【ヒメコブオトシブミ <姫瘤落文>】
Phymatapoderus pavens
コウチュウ目オトシブミ科オトシブミ亜科

松山市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO


2007年 6月 26日 火曜日 .

ベニシジミ

【ベニシジミ <紅小灰>】
Lycaena phlaeas
チョウ目シジミチョウ科

松山市にて 
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO


2007年 6月 25日 月曜日 .

シロコブゾウムシ

クズの葉上に見つけた、げに奇っ怪、見たこともない虫。
それでもすぐ「たぶんゾウムシの類」と思ったあたり、
少しは昆虫にも明るくなりつつありましょうか。
おまけにこの時は、このすぐ側で、
今まで数える程しか見ていないオジロアシナガゾウムシ
一度に3匹も見られて、気分良し。
今週は、「虫三昧」で行きます。

【シロコブゾウムシ <白瘤象虫>】
Episomus turritus
コウチュウ目ゾウムシ科

松山市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO


2007年 6月 24日 日曜日 .

ヤマサナエ

久々の「トンボ撮り」。
近づいても逃げる様子がなく、じわじわと距離を詰めて、
ついにレンズの最短撮影距離まで。
足についた赤いものは、寄生しているダニでしょうか。

【ヤマサナエ <山早苗>】
Asiagomphus melaenops
トンボ目サナエトンボ科

松山市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO



2007年 6月 20日 水曜日 .

アメンボ

道路のすぐ横、道路から数十センチ上がった田に、アメンボがプカリ。
近づいても逃げる様子はなく、低いポジションからのアップが、
楽な姿勢で撮れました。

【アメンボ <水馬・飴坊>】
Gerris paludum
カメムシ目アメンボ科

東温市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO


2007年 6月 17日 日曜日 .

エサキモンキツノカメムシ

「背中にハートマーク」のこのカメムシも、是非見たいと思っていました。
アカスジキンカメムシに続いて、カメムシ関係の願いがまた叶いました。

【エサキモンキツノカメムシ <江崎紋黄角亀虫>】
Sastragala esakii
カメムシ目ツノカメムシ科

東温市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO


2007年 6月 14日 木曜日 .

エダナナフシ

久しぶりに見たエダナナフシ。
いつものポーズで。

【エダナナフシ <枝竹節虫・枝七節>】
Phraortes illepidus
ナナフシ目ナナフシ科

東温市にて 
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO


2007年 6月 11日 月曜日 .

オジロアシナガゾウムシ

今年初めて見ました。
今までの例では、年に1回くらいしか見ないのですが、
さて年内の再会はあるでしょうか。

【オジロアシナガゾウムシ <尾白足長象虫>】
Mesalcidodes trifidus
コウチュウ目ゾウムシ科アシナガゾウムシ亜科

東温市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO



2007年 6月 8日 金曜日 .

ミナミヒメヒラタアブ

今年も重信川の土手と河原を黄色に染めるオオキンケイギク。
その花に見つけたハナアブ。
腹部のストライプと背中のクリーム色の小楯板を頼りに
ミナミヒメヒラタアブということに。

【ミナミヒメヒラタアブ <南姫扁虻>】
Sphaerophoria indiana
ハエ目ハナアブ科

東温市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO




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