2006年 8月 9日 水曜日 .

アキアカネ

涼しい山で避暑中です。

【アキアカネ <秋茜>】
Sympetrum frequens
トンボ目トンボ科
石鎚山系にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO200 F2.8 1/500秒


四国カルストにて

ISO200 F2.8 1/1600秒


2006年 8月 6日 日曜日 .

アサギマダラ

この日のハイライトは、イケマの花に群がるアサギマダラ、その数20余匹。
初めて見る光景、いやぁ〜、なかなか感動的。
蜜を吸うのに夢中なのか、レンズを近づけても逃げません。

【アサギマダラ <浅葱斑>】
Parantica sita
チョウ目タテハチョウ科
四国カルストにて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO400 F2.8 1/800秒


2006年 8月 4日 金曜日 .

キスジホソマダラ

初めて見る蛾ですが、
この日見かけたヤマホトトギスには、たいていこの蛾がいました。
花筒をのぞき込むようにして、蜜を吸っています。
触角が櫛状になっているのが、雄だそうです。

【キスジホソマダラ ♂ <黄条細斑>】
Artona gracilis
チョウ目マダラガ科
四国カルストにて
  
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO200 F2.8 1/640秒


【キスジホソマダラ ♀ <黄筋細斑>】
ISO100 F2.8 1/500秒


2006年 8月 1日 火曜日 .

マルボシヒラタハナバエ

ヒメジョオンの花に見知らぬ虫。
ボタンのように並んだ黒い点がかわいいです。

【マルボシヒラタハナバエ <丸星扁花蠅>】
Gymnosoma rotundatum
ハエ目ヤドリバエ科
久万高原町にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO100 F2.8 1/800秒


2006年 7月 29日 土曜日 .

クロアゲハ 終齢幼虫

この手の生き物も決して苦手ではないですが、
いきなり視野に入ってきた時は、ちょっとびっくり。
アゲハの類の終齢幼虫独特のこの目玉模様、
目玉模様と言うよりは、もう目玉そのもののようで、
どうしてもここが顔に見えてしまいます。

【クロアゲハ <黒揚羽>】
Papilio protenor
チョウ目アゲハチョウ科
東温市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO200 F2.8 1/30秒


2006年 7月 27日 木曜日 .

ヒメカメノコテントウ

小さなヤブガラシの花盤の蜜を一生懸命吸っていました。

【ヒメカメノコテントウ <姫亀の甲天道>】
Propylaea japonica
コウチュウ目テントウムシ科
東温市にて 
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO200 F4 1/125秒


2006年 7月 21日 金曜日 .

シロスジナガハナアブ

崖下のミズキを眺めていたら、花の上になにやら蜂らしき虫。
スズメバチと思い込み、一瞬身構えてしまったのは、
初心者の悲しさ、御笑殺いただくとして・・・。
「さて正体は」と、ネットを紐解き、やっと名前が分かりました。
改めて見てみると、美麗種と呼びたい様な、なかなか凝ったデザイン。
アシナガバチに擬態しているそうなので、
私の思い違いも、あながち的はずれではないかも知れませんなぁ。
・・・それはどうだか。

【シロスジナガハナアブ <白筋長花虻>】
Milesia undulata
ハエ目ハナアブ科
東温市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO400 F2.8 1/400秒


2006年 7月 19日 水曜日 .

エダナナフシ

「そう言ゃぁ、長いことナナフシ、見てないなぁ」と思いながら歩いていたら、
目の前の葉の上に何やら発見・・・というのは、ちょっとできすぎた話でしょうか。
触角と前肢を一つに沿わせて、ひたすらじっとしています。

【エダナナフシ <枝竹節虫・枝七節>】
Phraortes illepidus
ナナフシ目ナナフシ科
東温市にて 
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO400 F2.8 1/640秒


2006年 7月 17日 月曜日 .

キイロヒゲナガオトシブミ

ふと目に止まった、体長1cmに満たない小さな虫。
「もしやこれが噂に聞くオトシブミでは」と、ちょと興奮。
三脚を家に忘れてくるという逆境にもめげず、とにかく撮りまくりました〜。
ネットで調べてみましたが、体色とイタドリの葉の上にいたところを見ると、
ヒゲナガオトシブミではなく、キイロヒゲナガオトシブミでしょうか。
いや、この両者、「同じ種」という話もあるそうですが・・・。
それにしても、この愛らしい姿かたち、癒されますなぁ。
今度は是非、「揺籃」を作っているところを見てみたいものです。

【キイロヒゲナガオトシブミ <黄色髭長落文>】
Paratracelophorus longicornis
コウチュウ目オトシブミ科オトシブミ亜科
東温市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO400 F2.8 1/400秒


ISO400 F2.8 1/320秒


2006年 7月 15日 土曜日 .

ユウマダラエダシャク

この蛾、鳥の糞に擬態しているといわれていますが、
周りの茂みを見てみると、こんな感じで鳥の糞が落ちていました。 
(特に不快な写真ではないつもりですが、念のために御用心)
 
これなら場合によっては、結構外敵の目もごまかせるかも知れません。
けだし、巧にして妙。

【ユウマダラエダシャク <夕斑枝尺>】
Abraxas miranda
チョウ目シャクガ科
東温市にて 
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO200 F4 1/400秒


2006年 7月 11日 火曜日 .

シロツバメエダシャク

クサマオの葉裏でじっとしていました。
触角を見ると、雄のようですね。
前羽と後羽の線が見事につながっているのがおもしろいです。

【シロツバメエダシャク ♂ <白燕枝尺>】
Ourapteryx maculicaudaria
チョウ目シャクガ科
東温市にて 
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO200 F4 1/200秒


2006年 7月 6日 木曜日 .

ザトウムシ

相変わらずザトウムシには興味津々ですが、
相変わらず同定には自信ありません。
素人同定は控えて、「ザトウムシのたぐい」ということでお茶を濁しておきましょう。
足の付け根の赤いものは、寄生虫か何かでしょうか。

【ザトウムシ <座頭虫>】
ザトウムシ目
東温市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO200 F2.8 1/250秒


2006年 7月 5日 水曜日 .

ベニシジミ

【ベニシジミ <紅小灰>】
Lycaena phlaeas
チョウ目シジミチョウ科
東温市にて 
 
CANON EOS 20D
SIGMA 16mm F2.8 対角線魚眼
ISO200 F8 1/400秒


2006年 7月 3日 月曜日 .

カノコガ

ネジバナを撮っていたら、2本の黄色い帯が目を惹く、見慣れぬ虫を発見。
ネジバナの頂上まで登り、しばらくパタパタと羽ばたいた後、
飛んでいきました。

【カノコガ <鹿子蛾>】
Amata fortunei
チョウ目カノコガ科
東温市にて 
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO200 F4 1/320秒


ISO200 F5.6 1/160秒


2006年 6月 29日 木曜日 .

スジブトハシリグモ

今更言うまでもないとは思いますが、クモも嫌いではありません。
梅雨の晴れ間、小さな水たまりに、波紋も立てずプカリと浮いていました。

【スジブトハシリグモ <筋太走蜘蛛>】
Dolomedes pallitarsis
クモ目キシダグモ科
久万高原町にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO200 F2.8 1/1600秒


2006年 6月 27日 火曜日 .

ミドリヒョウモン

足が4本しかないことに気がついて、
「トカゲか何かに捕まりかけたか」と思っていましたが、
気になって調べてみたら、タテハチョウの類は、
前肢が退化してほとんど無いに等しいのだそうです。
今まで何度かタテハチョウ科を撮ってきましたが、全然気づきませんでした。
これを見ると、たしかに4本足ですし、テングチョウあたりもそのようです。
昆虫というのは例外なく6本足かと思っていましたが、齢五十にして知る意外な事実。
勉強になりました。

【ミドリヒョウモン♀ <緑豹紋>】
Argynnis paphia
チョウ目タテハチョウ科
東温市にて

CANON EOS 20D
Nikkor ED 600mm F5.6
(+マウントアダプター)
ISO200 F5.6 1/100秒


【オカトラノオ <丘虎の尾>】
Lysimachia clethroides
サクラソウ科オカトラノオ属
多年草

ISO200 F5.6 1/250秒


2006年 6月 24日 土曜日 .

ラミーカミキリ

棚田の片隅で発見。
おっと、このカミキリらしき虫、実物は初めてですが、
図鑑では見たことありますぞ。
というわけで、今回は簡単に名前がわかりました。
たぶん、上になっているのが雄で、下が雌でしょう!

【ラミーカミキリ <ラミー天牛>】
Paraglenea fortunei
コウチュウ目カミキリムシ科
東温市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO200 F8 1/50秒


ISO200 F4 1/250秒


2006年 6月 21日 水曜日 .

アサギマダラ

実物の羽は、ステンドグラスのような美しさでしたが、
私の写真技術では、それを表現できませぬ。

【アサギマダラ <浅葱斑>】
Parantica sita
チョウ目タテハチョウ科
松山市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO200 F4 1/50秒


2006年 6月 16日 金曜日 .

コガタコガネグモ

またきれいなクモを見つけたと思って撮りましたが、
どうも幼虫のようで、ネットで調べても「これっ」というのが出てきません。
とりあえず「コガタコガネグモ」ということで。

【コガタコガネグモ <小型黄金蜘蛛>】
Argiope minuta
クモ目コガネグモ科
東温市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO400 F4 1/500秒


2006年 6月 14日 水曜日 .

ナミハンミョウ

近づくと、もうちょっとのところでぱっと飛んで、何メートルか先の地面に着地。
また近づくと、また逃げて、また地面に着地。
そんな様子から、「道教え」という名でも呼ばれていますが、
私としては、なんか弄ばれている気分。
それでも、今回はかなりのところまで近づいたつもりでしたが、
・・・・まだまだか。

【ナミハンミョウ <並斑猫>】
Cicindela japonica
コウチュウ目ハンミョウ科
伊予市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO200 F4 1/400秒


2006年 6月 7日 水曜日 .

ハグロトンボ

とんぼ「撮り」 今日はどこまで 行ったやら
(ほんとは、「とんぼつり」ですけどね)

【ハグロトンボ <羽黒蜻蛉>】
Calopteryx atrata
トンボ目カワトンボ科
松山市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO200 F2.8 1/60秒


2006年 6月 1日 木曜日 .

ニシカワトンボ

さて、当ブログにトンボが登場するのは、初めてです。
飛び去ってもまた元の場所に戻ってくる、というパターンを繰り返してくれて、
撮影には協力的でした。

【ニシカワトンボ <西川蜻蛉>】
Mnais pruinosa
トンボ目カワトンボ科
松山市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO200 F4 1/200秒


2006年 5月 28日 日曜日 .

ザトウムシ

ザトウムシ、再登場。
前回は、少々アヤシイながらも、
勢いで「ナミザトウムシ」ということにしましたが、
今回は、ネットや図書館で調べても断定するに足る資料がみつかりません。
「スベザトウムシ科」のどれかかなとは思いつつも、
とりあえず「不明」ということで。

【ザトウムシ <座頭虫>】
ザトウムシ目
東温市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO200 F2.8 1/200秒


2006年 5月 22日 月曜日 .

オオオビヒラタアブ

当ブログでは、ヒラタアブの類が「常連化」してきましたが、
今日は、コンロンソウの花でみつけた新顔を。

【オオオビヒラタアブ <大帯扁虻>】
Megasyrphus erraticus
ハエ目ハナアブ科
東温市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO400 F2.8 1/1000秒


2006年 5月 19日 金曜日 .

ヨコヅナサシガメ

集団越冬していたサクラの木をまた見に行ってみました。
羽化したばかりの成虫がいました。

【ヨコヅナサシガメ <横綱刺亀>】
Agriosphodrus dohrni
カメムシ目サシガメ科
東温市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO200 F4 1/30秒


2006年 5月 8日 月曜日 .

ツマキチョウ

コンロンソウの群落をみつけカメラに収めていたら、
見慣れぬ蝶が飛んできました。

【ツマキチョウ ♂ <褄黄蝶>】
Anthocharis scolymus
チョウ目シロチョウ科
久万高原町にて 
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO100 F4 1/5000秒


2006年 5月 5日 金曜日 .

カメノコテントウ

今まで、1匹しか見たことのなかったこの大きなテントウムシを、
この日は、一度に10数匹見ました。

【カメノコテントウ <亀の甲天道>】
Aiolocaria hexaspilota
コウチュウ目テントウムシ科
松山市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO400 F2.8 1/800秒


2006年 5月 2日 火曜日 .

ウロコアシナガグモ

葉と、その緑の美しさを競うかのようなクモです。

【ウロコアシナガグモ <鱗足長蜘蛛>】
Tetragnatha squamata
クモ目アシナガグモ科
東温市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO200 F2.8 1/640秒


ISO100 F4 1/200秒


2006年 4月 18日 火曜日 .

クワゴマダラヒトリ 幼虫

人の目にも止まるこんなところでのんびりしていては、
育ち盛りの子供を抱えた親鳥たちが見逃すはずもなく、
この幼虫の運命や如何に。

【クワゴマダラヒトリ <桑胡麻斑灯蛾>】
Spilosoma imparilis
チョウ目ヒトリガ科
東温市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO100 F2.8 1/500秒


2006年 3月 24日 金曜日 .

ウスタビガ 繭

杉林のはずれでみつけた、鮮やかな黄緑色。
この蛾は、秋に羽化して、あわただしく一生を終えるとか。
繭には、既に住人もなく、ただ風に揺れていました。

【ウスタビガ <薄手火蛾・薄足袋蛾>】
チョウ目ヤママユガ科
東温市にて
 
CANON EOS 20D
TAMRON AF90mm F2.8 Di MACRO
ISO200 F2.8 1/400秒


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