この前みつけた木を、本日再訪。 ごぞごそとウゴメキながらも、未だ集団越冬中。
虫たちと遊べる季節が、やって来ました。
愛媛大学医学部構内のアラカシにみつけた、スズメバチの巣。 もちろん使用済みで、もう住人はいませんが、 推測するにコガタスズメバチでしょうか。 スズメバチには、何度も怖い目に遭わされましたが、 幸い、痛い目にはまだ遭わされてないので、 これからもそう願いたいものです。
サクラの幹の陰に、みみず腫れのように盛り上がった筋。 棒で軽く突っついてみるまでは、木の一部なのか、何かの生き物なのか、 半信半疑でした。 私の注意力からすれば、幹と一体化したこの幼虫をみつけたのは、まさに奇跡。
サクラの木の幹になにやら黒い塊。 加齢と共に衰え行く我が視力と注意力、 同行者に教えてもらわなかったら、見落とすところでした。 調べると、幹の割れ目などで集団越冬するとありますが、 ここは幹の比較的平らなところ。 この日は天気が良かったので、みんなでちょっと移動して来たのでしょうか。
すっかり葉を落とした枝には不似合いな、明るい緑。 この虫の生態や生活史の資料は手元にありませんが、 この冬をどう越すのか、気になります。
仕事場の敷地の一角。 枯れたヨモギの茎に、なにやら見慣れぬ物体。 このまま、その暖かそうな綿毛を眺めているだけにするか、 はたまた、知的好奇心の赴くまま、中を切り開いてみるか、 現在思案中。
マユミの枝でみつけた、透き通った羽根の虫。 調べてみると「ミノウスバ」という蛾でした。 触角が雄は羽状、雌は棒状だそうですので、これは雌のようです。 寒風の中、子孫はもう残せたのでしょうか。
以前から時々目にはしながらも、 「なにやらアヤシゲではあるが、たぶん、木の一部なのだろう」と思っていました。 やっと正体がわかりました。
山では時々見かける生き物ですが、 この時期、しかも雪の上を歩いているのは、初めて見ました。 足は本来8本ですが、右の第一と第二の足が欠損しているようです。
これはどう見ても「目玉」です。 植物にとって、虫こぶができるということは、 どの程度深刻な事態なのでしょうか。
南向きの斜面は日当たり良好。 ツユムシも元気に飛び跳ねています。
晩秋、小春日和の午後。
今のところは、外から眺めるだけにしておきましょう。
虫こぶ ・・昆虫類やダニ類の寄生により、植物細胞が異常生長・分化して、奇形化したもの。
う〜む、奥が深そうです。
この日は、ひとりぼっちでした。
それぞれの秋。
短いホバリングと素早い飛翔で、いそがしく花々を渡り歩いていました。
もうそろそろ現れる頃と、心待ちにしていました。
交尾をしながら飛んでいます。 オタカラコウで蜜を吸っているのが雌、 後ろ向きにひっぱられながら羽ばたいているのが雄だそうです。
山でみつけた見慣れぬ蝶。 葉の影と妖しく溶けあっていました。
ヌルデの花を撮っていたら、突然現れた、瑠璃色まさに美麗の蜂。 以前、仕事場に迷い込んで来たのを見て以来、2度目の出会いでした。
なんとなく心惹かれて撮ったこの蝶は、 調べてみると、「春型と夏型で、大きく模様が違う」 という特徴がありました。
ミズタマソウも捨て難いですが、 今日は、ホソヒラタアブをメインに。
この日は、やたらこの虫に会いました。 先の三つに分かれた触角が、なんともキュート。
夕暮れの重信川土手、クサマオの葉に見慣れぬ昆虫を発見。 ネットで調べてみましたが、今回はいつにない手強さ。 そもそも「カミキリムシの仲間かも」という考えが浮かびませんでした。 かなりの時間を要し、やっと探し当てました。
印象に残るデザインでした。 お取り込み中を失礼。
調べてみると、ごくありふれた種のようですが、 昆虫超初心者には、これまた「感動的な出会い」でした。
スタイルは、確かにテントウムシそのものですが、 まさか体長10mmを超えるこんなでかいテントウムシは いないだろうと思いました。 帰ってネットで調べてみると、昆虫の世界もまさに「ワンダーランド」、 「こんなでかいテントウムシ」は・・・・・いました。 背中に、カメラを構えた私の姿が映ってしまったカメノコテントウです。
野草を見ていると、いやでも垣間見る昆虫の世界。 いやいや、決して「いや」ではありません。 小さな虫たちとの出会いにも、植物に勝るとも劣らない 「新鮮な感動」があります。
ヤマアイの花を撮ろうと思ったファインダーに エダナナフシの幼虫が飛び込んできました。