休日、荒天多し。
今年は、鮮やかな鞘の色を見ることができました。
センダングサのたぐい、去年はたくさん撮ったのに、 今年は何故か一枚も撮っていませんでしたなぁ。 「今年は今年の表情」で、やっぱり残しておきましょう。
たくさん咲いていたセンブリやコウヤボウキの中で、 一株だけみつけました。
花の少なくなった野山に、この黄色はまだまだたくさん咲いていました。
思いがけず遊歩道沿いにたくさん咲いていて、びっくり。 同じリンドウ科センブリ属のアケボノソウが、秋の訪れを告げる花なら、 センブリは、秋の深まりを告げる花でしょうか。
ダム湖沿いに走る道の法面(のりめん)、 枯れ草の陰に、鮮やかな赤紫を発見。 図鑑で見たことはありましたが、まさかこんなところで会えるとは。 「外来の園芸種のような色と風貌」という印象ですが、 どうしてどうして、頭を垂れたその姿から、 「思い草」として、いにしえの王朝歌人にも愛された花だとか。
少々「負」のイメージの名前をもらってしまいましたが、 アップで見ると、五つの白い舌状花が、なんともかわいいです。
キク科の舌状花と筒状花について、お勉強しましょう。
「日の丸」構図を超えた「旭日旗」構図か!?
ちょっとした芝生の広場に、点々と小さな薄紫が見えました。 高さ数センチのこの花、久しぶりに地面にへばりついての撮影です。
ほのかな赤味に惹かれました。
この花の花期も、結構長いです。 小さなため池の土手に連なり咲いていました。
まだこの花があるとはびっくり。 寂しく高原の秋風に揺れていました。
日本の秋を代表するような花ながら、今まではあまり馴染みのなかった私。 この日は、堪能させていただきました。
開きかけの蕾の中をちょっと拝見。
10月も半ばを過ぎたというのに、愛媛県中予地方、このところ連日の夏日。 平地の日中は、日陰が恋しい暑さですが、 それでも、少し高いところへ行けば、秋は確実に深まっているようです。
秋の陽に照らされ、山の路傍、鮮やかに咲く。
初夏のユキノシタ、秋のジンジソウ、いずれ劣らぬ可憐な花。
海抜千数百メートルの山肌を走るこの道。 秋晴れの陽射しは、暑からず寒からず。 道端の花々も心地良さそうに咲いています。
小さな紫が、秋の斜光に揺れていました。
確か前に一度見たはずですが、 いつどこでだったのかは、もうすでに忘却の彼方。 名前だけは、何とか記憶の糸をたぐりよせました。
秋のお楽しみ。
秋晴れの下で見る淡いピンクの小さな花は、嬉しいものです。
通り慣れた山道。 法面(のりめん)の草むらに淡い色をみつけました。